EXHIBITION C-DEPOT 2010 旅 -voyage-: 27 八田大輔アーカイブ

27 八田大輔の「旅 -voyage-」

TICKET : 八田大輔|YATSUDA Daisuke

Posted:2010年7月 4日 20:02

出発地/from:
行き先/to:
日々、自己解決の葛藤がチラホラ 保守的な側面を少しだけ剥がしてみたい
経由/via:ステンドグラスという保守的な技法に便乗
コメント/comment:
旅の醍醐味とはやはり偶然をどれだけ楽しめるかだと思う。
無計画過ぎてもダメだし、計画を過剰に立て過ぎてもダメ。
旅においての色々な出会い、珍事、惨事。
惨事すらも楽しめるような器は、まだ自分に存在しないが
この先、色々な偶然がくれる出来事で自分の感性を刺激していき続けたいと思います。

旅の準備 -八田大輔

Posted:2010年7月16日 08:27

さいとう工房.jpg

旅は時として自らの足では限界がくる。
目的とする事への妥協も必要になってくるかもしれない。

しかし、なるべくなら妥協はしたくない。結果としての妥協ならば
仕方あるまいが始まる前からの妥協などはきっと妥協とは言わないだろう。
そこで色々な交通手段を探す。車か電車か、いやいや飛行機、船か?!

という事で今回は作品を見せる為のアイアンを
藤沢にある工房にオーダーしました☆
僕にとって新幹線のような交通手段です。
さてどこまで行けるかな。。。


世界の信号機の軌跡 -八田大輔-

Posted:2010年8月 8日 12:38

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まずガラスを選んで型紙大にガラスカッターで ガラスを切ります。このカットが1ミリづつでも大き さが違うと後々悲しい事になります。

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カットしたガラスにグリザイユという絵付け専 用の絵の具で絵付けします。絵の具の成分は主に 酸化鉄やガラス粉末などです。基本的にステンドグ ラスは透過光で鑑賞するものなので、絵付け作業に はライトボックスがかかせません。
pic3.jpg
絵付けしたガラスは触ると絵の具が取れてしま うので専用の窯で600°C~620°C位で焼き付け ます。焼成されたガラスは特別の薬品などで無い限 り絵の具が取れてしまう事はありません。

pic4.jpg
ケイムと呼ばれる鉛線でガラスを組んでいきま す。鉛なので少し力をかければ意外と簡単に曲がり ます。組み上がったら繋ぎ合わせた鉛と鉛を半田し ていきます。