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   <title>C-DEPOT ISSUE</title>
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   <title>末宗美香子、ビオトープと出会う</title>
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   <published>2009-09-07T06:24:12Z</published>
   <updated>2009-09-10T06:53:27Z</updated>
   
   <summary> 一度は田植えをしてみたい！ そう思っていた所、仕事でお世話になったライターのY...</summary>
   <author>
      <name>SUEMUNE Mikako</name>
      
   </author>
   
      <category term="エッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="24" label="エッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="33" label="末宗美香子" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <![CDATA[<img alt="biotop_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/biotop_1.jpg" width="573" height="230" class="mt-image-none" style="" />
<div id="txt">一度は田植えをしてみたい！
そう思っていた所、仕事でお世話になったライターのY氏より田植え体験のお誘いを受け、ゴールデンウイークに千葉県鴨川市にある「星ヶ畑棚田」で行われた田植えに友人と参加しました。
現地までは久里浜フェリー（朝１番のフェリー乗船者はほとんどがゴルフバッグを持った方々です。。。）、内房線など乗り継いで４時間近い道のり。集合場所は棚田を見下ろすお寺の境内。大人から子供まで、100人以上が集まりました。多くは東京などの都会在住者のようです。１年間に渡りいくつかのグループがここの棚田を借りて田植えから収穫までを体験できます。</div>

<img alt="biotop_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/biotop_2.jpg" width="573" height="230" class="mt-image-none" style="" />
<div id="txt">午前９時から地元のお米農家のベテランさん達によるレクチャーが始まり、各々が指定された棚田へ向かいます。足には田植え足袋という見た事のない？不思議な履物を付け。。。（もちろん裸足でもOKなのですが）
不定形の田んぼが段々にいくつも広がり、大きな田んぼからかなり小さい田んぼまで、皆でわいわいとスタートします。

まずは泥の中にそろそろと足を。。「ひゃあ。。生温い～。でもなんとも気持ち良い～～！！」初めて見る稲の繊細さに驚き、思いがけない泥の感触の良さ、水の中に蠢くオタマジャクシ等々、、。
なんだか懐かしい気持ちに。こんなに繊細な稲がぐんぐんと成長するのかあ。。。と思うとなんとも逞しく、ありがたく感じます。
一つの田んぼに規模に合わせて6人～10人くらいが横並びになり、稲を植える目印の糸を移動させながら皆ですこしづつ進んで行きます。田んぼの土手を壊さないようにとレクチャーで指導されたにもかかわらず、おぼつかない動きのため見事に破壊。。。注意されながら土手を直したり、
デジカメを落としそうになりながらもわいわいと作業は進みます。もうちょっとやりたいなあ。。。と思った頃に全ての田植えが終了。
あぜ道を子供達が走り回る様子は「日本昔話」（TBSのアニメ）の世界。。。大人も泥にまみれて皆さん楽しそう。作業終了後は素晴らしい景色の中、お弁当や農家の方からの差し入れの夏みかんを戴きました。この稲が炎天下をぐんぐんと成長していく姿を想像しながら。。。</div>

<img alt="biotop_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/biotop_3.jpg" width="573" height="230" class="mt-image-none" style="" />
<div id="txt">帰りに立ち寄った鴨川の道の駅で、今回の棚田のさらに奥にある大山千枚田という有名な棚田で獲れたお米を購入。このお米が大変美味でした！普通に炊飯器で炊いたのですがまったく別物？というしっかりとした炊きあがりにただただ驚きでした。

田んぼは遥か昔の人々が地形や気候を活かして考えだした人口自然がこの時代にも受け継がれていることの凄さ。完成度の高い一つの形態＝稲作、を作り上げるまでの過程には、お米と同じく粘り強い人間の意志を感じます。しかも実用という目的でありながら、棚田や田んぼの四季折々の姿はとても美しくもあります。
今度訪れるのは収穫の頃。しかも収穫祭では猪鍋？バーベキュー？とか。実に待ちどおしい。。。（2009/5/3）


<div id="note">*棚田について
全国の散在する棚田は、その生産効率の悪さから消滅の危機を迎えています。
ですが、棚田は食料生産としての場だけではなく、その下方にある自然体系の保全など様々な役割をしているビオトープでもあります。
今回の「田植え体験」は農業の現場に趣くことで、これからの日本の未来を考えるきっかけになればと考え、株式会社クロス、有限会社ユニットクワトロが棚田を借りることによって実現しました。</div>
</div>


<div id="profile"><img alt="biotop_4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/biotop_4.jpg" width="120" height="120" class="mt-image-none" style="" /><strong>末宗美香子</strong>

アーティスト


独特の感性と色彩で、キッチュでポップな「異空間の住人」を描くアーティスト。
「ファッション」と「デザイン」を感じさせる、センスの高さに定評があり、その可能性はアートの枠に留まらない。
</div>
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   <title>&quot;UNCHARTED&quot; トルコ／イスタンブル 未踏領域へ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.c-depot.org/issue/2009/04/uncharted.html" />
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   <published>2009-04-03T09:34:28Z</published>
   <updated>2009-06-23T15:00:00Z</updated>
   
   <summary> 2009年3月から8月までトルコの最大都市イスタンブルで開かれている、大規模な...</summary>
   <author>
      <name>KOJIMA Ichiro</name>
      
   </author>
   
      <category term="海外レポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="5" label="トルコ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="25" label="メディアアート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.c-depot.org/issue/">
      <![CDATA[<img alt="uncha_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/uncha_1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">2009年3月から8月までトルコの最大都市イスタンブルで開かれている、大規模なインタラクティブ・メディアアート展<a href="http://www.santralistanbul.org/uncharted/" target="_blank">"UNCHARTED -User Frames in Media-"</a>に参加するため3月中旬より2週間滞在してきた。有史以来、常に歴史の表舞台にあったこの地は「アジアとヨーロッパがぶつかる場所」と形容されるように街の中心を流れるボスフォラス海峡が西をヨーロッパ、東をアジアに隔てている。
そして、今回の展覧会もそれを表すかの様に多くの国のアーティストやクリエイター40組ほどが"santralistanbul(サントラルイスタンブル)"に招聘された。</div>

<img alt="uncha_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/uncha_2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">"サントラルイスタンブル"は国内外の芸術文化の交流を目的に2007年9月にオープンしたまだ新しいモダンなアートセンターである。古い発電所をリフォームして作られた敷地には美術館、博物館、カフェやレストランなどがあり、<a href="http://international.bilgi.edu.tr/" target="_blank">Bilgi大学</a>デザイン、映像学科のキャンパスが併設している。そしてここで研究、制作、そして展覧会やコンサートなどが行われている。
今回の展覧会では、トルコでもまだなじみの少ないインタラクティブなメディアアートを広く紹介するのが目的であり、また<a href="http://www.zkm.de/" target="_blank">ZKM</a>*1などヨーロッパの主要なメディアアート施設、大学との連携を図っている。展示作品は5F建ての美術館の4フロアを使って、メディアアートの中でよく知られた代表的な作品と、逆にまだあまり良く知られていない若手の作家の作品がフロアごとに分けられ置かれており、来館者はぐるっと回ることで様々な時期とタイプの異なる作品を鑑賞することができる。</div>

<img alt="uncha_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/uncha_3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">筆者は昨年C-DEPOT2008でも出展した<a href="http://www.iamas.ac.jp/~i-kzm00/balance_j.html" target="_blank">"/balance"</a>という映像を重さというかたちで経験することができるインタラクティブなインスタレーションを展示している。1週間ほどの展覧会が多い中で、今回は半年という長丁場の展示になるので作品の性質上耐久性というものをかなり考えないといけなかった。出展が決まった2月から急ピッチで作品を動かしているコンピュータのソフトウェアの部分を修正し、作品本体で動く機構部を新たに設計し直した。現在のところ正常に動いているが、これから夏まで壊れないかという心配を持ち続けるのかと思うと気分が滅入るが、それ以上に多くの人に観てもらえるという期待の方が大きい。特に筆者は何の縁だかイスタンブルは４度目の渡航であり、これまで知り合った友人たちに自分の作品を観てもらえる機会が偶然にも得られたことはなによりの喜びであった。
また同時に今回多くのアーティストやスタッフとも知り合いになることができた。驚いたのは出展者の一人に、<a href="http://www.iamas.ac.jp/" target="_blank">IAMAS</a>*2で一緒だったスイス人の友人の大学時代の同期がたまたまいたことだ。食事のときに席が一緒になって世間話をしていたときにそれが判明して、この分野は本当に狭いんだなと改めて知らしめられた。世界では6人ほどひとを介せば誰とでも、アフリカの奥地の民族でさえ辿り着けるというけれども、メディアアートの世界ではきっと2、3次の隔たりしかないのかもしれない。</div>

<img alt="uncha_4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/uncha_4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">さて、話を展覧会に戻すと前述したように、トルコにおいてメディアアートという分野、特にインタラクティブ性をもった作品は一般的にはあまり知られていないのが現状だ。イスタンブルのアートフェティスバルとしてよく知られているイスタンブル・ビエンナーレも現代美術が中心である。こうした中でヨーロッパ、特にドイツのZKMから協力を得ることで様々な作品を展示し、市民に広く知ってもらおうという動きはこれからの中近東のインタラクティブなメディアアート浸透への足がかりにはなるのではないかと注目である。個人的に言うとトルコ近代サッカーがドイツによって形成されたことと重なって興味深い。また16世紀に当時のオスマン・トルコ帝国で盛んであった素晴らしい宗教細密絵画が、西洋からきた遠近法に代表される技法に出会った瞬間と似た状況がいま訪れていると感じてもいいかもしれない。今まであまり知られていない分野の美術が地理的、文化的にも東西が混合するこの場所でこれからどのような舞台になるか非常に楽しみであると共に、今回作品を展示することで関われたことを非常に嬉しく思う。</div>

<div id="note">*1 ZKM：ドイツ・カールスルーエにあるメディアアート中心とした美術館、研究所。

*2 IAMAS：岐阜県立の大学院大学と専修学校の総称。筆者が現在在学中である。</div>

<div id="profile"><img alt="uncha_5.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/uncha_5.jpg" width="120" height="120" /><strong><a href="http://www.iamas.ac.jp/~i-kzm00/" target="_blank">小島一郎</a></strong>

web、インタラクションデザイナー


20代前半から積極的に海外のアートプロジェクトに参加し、その後企業でのwebデザイナーを経て、現在は情報科学芸術大学院大学に在籍している。C-DEPOTには設立時から参加しており、おもに広報物やwebサイトのデザインをしている</div>]]>
      
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   <title>C-DEPOTのパトロンを訪問 (vol.03) 鳴海製陶株式会社 工場見学</title>
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   <published>2009-03-07T09:08:51Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:21:14Z</updated>
   
   <summary> 「アーティストを支援したい」 C-DEPOT設立時から参加しており、現在「NA...</summary>
   <author>
      <name>KANAMARU Yuji</name>
      
   </author>
   
      <category term="C-DEPOTパトロン訪問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="13" label="パトロン訪問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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      <![CDATA[<img alt="narumi_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">「アーティストを支援したい」
C-DEPOT設立時から参加しており、現在「NARUMI」に勤務しているメンバーの登山さんとアーティストと企業のつながりについて、可能性を模索したいという話になった。それがちょうど一年前のこと。その後、連絡を重ねNARUMIが三重に構える工場の見学が実現した。

「NARUMI（鳴海製陶株式会社）」は、国内大手のセラミックスメーカーである。1911年に前身である「帝国製陶所（のちの名古屋製陶所）」が設立、その後1950年に「鳴海製陶株式会社」として独立する。経営理念に「人々の日常生活の喜びとゆとりに寄与するような事業を通して、生活文化の向上に資すること」を掲げている。</div>

<img alt="narumi_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">さて、三重にある工場に向かうため、私たち（石井、金丸、堤）は名古屋に前日入りし登山さんと待ち合わせる。翌早朝に、営業開発部長の小松孝治氏と合流し電車で2時間半かけて三重県志摩市にある三重ナルミ工場（三重ナルミ株式会社）に向かった。三重県と言えば真珠の産地でも有名だ。工場に向かう車中、真珠の養殖場らしき施設を何度も目にすることができた。</div>

<img alt="narumi_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">工場到着。やっぱり広い！思っていた以上に広い敷地、そして施設の数。受注管理部長の坂口美明氏と業務課長の伊藤智章氏が出迎えてくださり、工場や製品について説明をしていただいた。
製造業というのは、クオリティの高い商品を、いかに効率よくスピーディーに生産できるかが鍵となる。それは理論だけではなく、現場の人間にしか分からない「気づき」が数多く存在している。例えば工具や用具に関しても既製品に頼らず、場合によっては手作りしたり、使いやすく改造したり、経験に裏付けられた工夫を垣間みることができるのである。
「ずっとやっていると慣れてしまうから、客観的に気付いたことがあればどんどん言ってもらいたいんです」とおっしゃられ、その謙虚な姿勢からは自社の製品への愛を感じることができる。</div>

<img alt="narumi_4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">ところで、NARUMIといえば、まず「ボーンチャイナ」を思い浮かべる人は多いだろう。恥ずかしながらボーンチャイナが何なのか、当初私はよく分かっていなかった。
ボーンチャイナは、磁器の種類の名称であり、器の成分にボーンアッシュと呼ばれる骨灰の含有率が、30％以上のものを示すという、NARUMIのボーンアッシュの含有率は45〜47％を占める。その特徴として、一般磁器に比べ素地が薄いにもかかわらず、割れにくい点。また乳白色で透光性がすぐれている点が挙げられる。置かれた料理がおいしく見えることから、洋食器として不動の人気を博してきた。
1700年代に英国で発明された当初は実際の牛の骨を使用していたが、現代では原料である骨灰（リン酸カルシウム）は、科学的に精製できるとのこと。なぜ、英国でボーンチャイナが発展したかというと、英国では土壌の関係で土に恵まれなかったため、土の代わりの原料として牛の骨灰を利用した磁器が開発されたらしい。そんなマニアックなトリビアも、ココならではで興味深い。</div>

<img alt="narumi_5.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_5.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">工場内部に案内していただくと、まず目に飛び込んできたのは、粘土を精製する行程。ボーンアッシュ、陶石などの原材料がタンクで調合され粘土状になる。粘土がチューブ状に切り出され、さらに「ケーキ」と呼ばれる円盤状の固まりとなり、それが積層されたかたまりが置かれていた。聞くところによるとその状態で海外の工場への輸送を行うという。</div>

<img alt="narumi_6.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_6.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">次の施設は、成形を行う工場である。ここでは主に「ろくろ」と「鋳込み」の2種類の成形方法が取られている。ろくろといっても職人が手で一つ一つ作っているのではなく、上下で回転する型に流し込まれた生地が、機械によって圧力が加えられ、あっという間に器の形になっていく。その一連の過程がほんとに見事で、大量生産もここまでくると芸術の域なのでは、とただ感心してしまった。
もう一方の「鋳込み成形」は、泥状の生地を型に流し込む技法。固まるまで「待ち」の状態の時、いかに省スペースを図るかなど、こちらも製造過程に日常では想像もつかないような、様々な知恵が盛り込まれていた。</div>

<img alt="narumi_7.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_7.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">あるスペースには、乾燥し待機している器が棚に並んでいた。釉薬も施されていない無垢の器たちは、まだ光沢がなく、機能性もない状態なのだが、その何も映り込まない光と陰だけの単なる物体の、なんとも不思議な存在感と造形の美しさが強く印象に残っている。

乾燥後、締焼窯によって1200℃以上の高温で丸一日焼成され、その後、釉薬（うわぐすり）が蒸気によって塗られ、再び半日ほど焼成される。こうして、ボーンチャイナ特有の透明性と光沢が備わった食器が誕生する。各工程ごとに入念な品質チェックは欠かされることはない。この時点で、すぐにでも商品として出荷できそうなものだが、その後の絵付けよって、商品の付加価値を高める行程へと進んで行く。</div>

<img alt="narumi_8.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_8.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">「絵付」はどうやっているのか？
大量生産だから手描きってことはないだろうし、直接印刷する機械でもあるのかな…。ここに来るまでまったく想像が出来なかったが。
「え、これ全部人の手でやってたの！？」
食器にプリントされている模様や柄は、転写シートによるもの。その転写シートを水でふやかしたものを、ひとつひとつ人の手によって貼付けられていた。これが最も一般的な技法らしい。そのテクニックは見事なもので、どれも全く違わない精密な仕事である。転写シートが貼られた器は、低めの温度で数時間焼かれることによって定着する。その際に、位置の目安になる印などは消えて無くなるらしい。
通常の食器などはここで完成するが、一部の器は、ここから金仕上を施すことで更に付加価値を高め、高級洋食器へと変貌する。金は熟練の職人によって手描きで仕上げされる。もちろん金を施した後に、焼いて定着させる。その行程の複雑さと高度な技術こそが、高級食器たる所以なのだろう。</div>

<img alt="narumi_9.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_9.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">工場見学の後、一行は、近くのウナギ店でランチをご馳走になる。
食べながらも、それぞれ業界の問題意識などについて語り合った。異業種の方と話すことは、客観的に自分を見つめるよい機会にもなる。この有意義な機会を作るために尽力していただいた、小松氏と登山さんには本当に感謝である。こうした積み重ねから、アーティストが何かを変えて行く原動力としたい。そう心に刻み、私たちは名古屋駅を後にした。(2008/9/19)</div>

<div id="profile"><img alt="narumi_10.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/narumi_10.gif" width="120" height="120" />
竹本容器株式会社NARUMI（鳴海製陶株式会社）

<a href="http://www.narumi.co.jp/" target="_blank">公式サイト</a>
</div>]]>
      
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   <title>C-DEPOTのパトロンを訪問 (vol.02) 竹本容器株式会社 工場見学</title>
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   <published>2009-01-11T08:51:09Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:08:09Z</updated>
   
   <summary> 2007年より「EXHIBITION C-DEPOT」を支援してくださっている...</summary>
   <author>
      <name>KANAMARU Yuji</name>
      
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   <category term="13" label="パトロン訪問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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   <category term="14" label="竹本容器" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.c-depot.org/issue/">
      <![CDATA[<img alt="takemoto_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">2007年より「EXHIBITION C-DEPOT」を支援してくださっている企業「竹本容器株式会社」の工場見学が実現した。

竹本容器は、食品や化粧品の樹脂製容器を製造している日本有数の企業である。
基本理念として“日本と世界の器文化に貢献する”ことを掲げている竹本容器は、創業以来56年の積み重ねがあり、千数百種類もの金型を誇り、どんな形、材質、要望にも対応できるノウハウがある。そしてその強みを活かしながら品質や機能のカスタマイズによって、ニーズに応えている。一番の特徴は、顧客に「レディメイド」を提供する、ということ。レディメイドとは、つまりはオーダーメイドの反対語のことである。かつてはオーダーメイドが中心だったボトルの分野で、多種多様な“既製品”を用意したことで、小ロットでの販売が可能になり、金型やデザイン開発のコスト削減、納品時間の短縮など、大きなメリットを顧客側は得ることができるようになっている。プラスチックが中心だが、ガラスやエコロジー樹脂、紙などいろいろな素材にも幅を広げている。


「工場見学」という言葉は、何とも少年心をくすぐる響きがある。待ちに待ったこの日が来た！という気持ちは日常ではなかなか味わえない。朝8時半、通勤ラッシュの時間に上野駅付近に参加希望をしたC-DEPOTメンバーが集合する。一同用意していただいた車に乗り込み、茨城県にある結城工場に向かう。移動中、今回の機会をセッティングしてくれた執行役員の竹本えつこさんに「製造過程で撮影したらまずい企業秘密とかはありますよね？」と尋ねると「何もないですよ。うちはオープンなんで」「え、いいんですか？」そんな会話のやりとりが印象に残っている。</div>

<img alt="takemoto_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">オープンでおおらかな社風に好感を抱きつつ、およそ2時間の移動の後に工場に到着。結城にはおよそ10000坪の敷地面積を誇る成形工場と、少し離れたところに印刷所とがある。入口付近のショールームには、これまで竹本容器が手がけた容器のサンプルがずらっと並ぶ。中には植物から精製されたプラスチック製の容器もあり、企業の環境問題への取り組みも垣間みることができる。
一行はまず応接室に案内され、製造の責任者の方からのご挨拶。一通り自己紹介のあと、簡単に企業の特徴、工場のことなどを説明していただく。製造過程の容器サンプルを見せていただき、それらの説明をうける。普段何気なく使っている容器を違った視点で見るのは、新鮮な感覚だ。企業のパンフレット、工場の図面など資料をいただき簡単に目を通す。そして皆専用の白衣？（髪の毛やホコリをまき散らさぬよう）着用。工場見学っぽくなってきた！</div>

<img alt="takemoto_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="nnote">記念にカシャッ</div>

<img alt="takemoto_4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">工場内に入る前に、エアーシャワーを浴びる。体に付着したゴミやホコリを吹き飛ばす。さらにテンションが上がる。ここの工場では、「射出成形（インジェクション成形）」「中空成形（ダイレクトブロー成形）」「射出延伸ブロー成形（インジェクションシュトレッチブロー成形）」の3種類の成形方法を取っている。成形方法によって特性が異なり、例えば容器が化粧品か、飲料用ボトルか、などによってその成形機やプロセスが異なるという。

入ってまず驚くのは、衛生管理の徹底ぶり。虫やホコリなどの異物混入に対しての対策に一切の抜かりはない。100％目視によって検査しており、2日に一回は金型を交換し、磨きなどのメンテナンスは手作業で行っているという。見えない部分でも怠らない。品質と信頼を保つための模範的な姿勢にとても感心。
「このこだわりが日本のモノ作りのクオリティを支えているのだな」と妙に納得してしまう。</div>

<img alt="takemoto_5.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_5.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">内部に入るとさっそく大量の容器のキャップがお出迎え。ベルトコンベアによって同じ製品が大量に作られている様は興奮ものである。熱によってやわらかくなったプラスチックが、型にはめられ空気によって圧力を加えられ形が成形される。わかっていても、ものがつくられていく過程には見とれてしまう。端材がでても、それらは原料として再利用される。無駄を生み出さない数多くの知恵がそこにはあった。</div>

<img alt="takemoto_6.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_6.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">いくつか部屋が分かれており、成形するスペース以外にも、金型がまとめておいてある部屋、原料を保管している部屋、オンラインによってコンピューター管理している巨大な倉庫などがある。</div>

<img alt="takemoto_7.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_7.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">続いて一行は再び車に乗り込み、数分離れた印刷所へ案内される。こちらでは、成形工場で作られた容器に印刷を施す工場である。工場内に入ると、成形工場とはまったく異なる空気がそこには流れていた。圧倒的な数の人。ベルトコンベアで管理され大量に生産された容器たちが、ここでは一つ一つ人の手によって、文字や模様など印刷されているのあった。「え、これ全部人の手で印刷されていたの！？」
それが正直な感想だった。
印刷工場に入ると、グラフィックデザイナーの堤氏の目の色が変わる。やはりデザイナーにとって印刷の現場というのは最も興味深い対象なのだろう。</div>

<img alt="takemoto_8.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_8.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">印刷方法は何種類かあるのだが、ここでは主に「シルクスクリーン印刷」と「UVスクリーン印刷」そして「ホットスタンプ」がある。熱によってインクを乾燥させる「シルクスクリーン」。紫外線を当てることによってインクが硬化する「UVスクリーン」。そして、箔などを印刷する「ホットスタンプ」。容器の素材や形状、デザインなどによって印刷方法を分けているとのことだが、共通しているのはやはり人の手によってひとつひとつ印刷されていることだろう。プラスチック容器の底によくある溝が、印刷の際に位置を一定にさせる知恵だったり、今まで容器印刷に抱いていた疑問はほとんど解明されたと思う。</div>

<img alt="takemoto_9.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_9.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">私たちの日常で何気なく使用されているものが、これだけの人の手によって、作られていることを考えると容器に限らず、製造業のスゴさというものを感じざるを得ない。
工場見学後、合羽橋にある本社に訪問。企画開発部の方々とご挨拶し、竹本さんの粋な計らいで懇親会を開いていただくことに。みなさん面白すぎ。笑いっぱなしで時間が経つのはあっという間。</div>

<img alt="takemoto_10.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_10.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">解散際に皆で記念撮影カシャッ。いい感じで酔ってますな。社員さんの雰囲気の良さが、きっとこの会社の質の良さなのだろう。このような貴重な経験をさせていただき、心より感謝。
帰り際、「お互いがんばりましょう」と竹本えつこさんと固く握手を交わし、上野駅を後にした。(2008/8/8)</div>

<div id="profile"><img alt="takemoto_11.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/takemoto_11.gif" width="120" height="120" />
<strong>竹本容器株式会社竹本容器株式会社</strong>

<a href="http://www.takemotokk.co.jp/" target="_blank">公式サイト</a>
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   <title>安岡亜蘭の海外レポート -韓国編 2-</title>
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   <published>2008-11-16T08:36:51Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:29:18Z</updated>
   
   <summary> 7月、韓国の忠清南道泰安郡(チュンチョンナムド・テアングン)の夢山浦(モンサン...</summary>
   <author>
      <name>YASUOKA Aran</name>
      
   </author>
   
      <category term="海外レポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="23" label="サンドアート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="18" label="韓国" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.c-depot.org/issue/">
      <![CDATA[<img alt="yasuoka_msaf1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/yasuoka_msaf1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">7月、韓国の忠清南道泰安郡(チュンチョンナムド・テアングン)の夢山浦(モンサンポ)という海岸で開催されている、第6回モンサンポサンドアートフェスティバルに参加してきました。
以前からお世話になっている、ソウルの誠信女子大学の教授で彫刻家のキム・ソンボク先生からの招待でした。会場であるの夢山浦は、キム先生の故郷であり、キム先生はこのサンドフェスティバルのディレクターをされています。日本から、現在東京藝術大学に留学されている、台湾人のテイさん、イラン人のサブーリさん、アメリカ人の彫刻家ビルさんとその奥様と共に招待作家として参加しました。みなさんとは飛行機や宿泊も一緒だったので、なんだか久しぶりの修学旅行のようで楽しかったです。
ソウルへ着いた翌日、誠信女子大学へ向かい、キム先生や学長先生、彫刻科の教授をされている先生にごあいさつをして、学食で昼食をごちそうになり、車何台かにわかれて夢山浦に向けて出発しました。夢山浦はソウルから車で3、4時間かかるので、着いた頃には日がかげりはじめていました。</div>

<img alt="yasuoka_msaf2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/yasuoka_msaf2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">夕方から誠信女子大学の彫刻科のみなさんやキム先生の知り合いの先生方が続々と集まり会場近くの食堂で食事会が始まりました。海が近いからか新鮮な魚介類中心で、意外と思われるかも知れませんが、お刺身もたくさんで、とてもおいしかったです。
2 次会では宿泊するホテルの敷地内でアナゴのバーベキューをいただきました。前回のレポートでも書きましたが、韓国のみなさんはとてもお酒が強いです。次の日が彫刻を作る本番だというのに、教授のみなさんが率先して飲んでおられました(笑)。日本からの作家陣は2次会で失礼したのですが、みなさんは明け方近くまで飲んでいたようです。なんともパワフルですね！</div>

<img alt="yasuoka_msaf3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/yasuoka_msaf3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">翌日、いよいよ本番の日、どこからか民族衣装を着た太鼓奏者達が踊りながら演奏を始め、祭りのムードを盛り上げています。
今年のテーマは「癒しの海」。実はモンサンポでは昨年、タンカー事故により原油が海に流出してしまい、今年のサンドアートフェスティバルも開催できるかわからない状態だったそうです。市民ボランティアによる地道の努力のおかげで、再びきれいな海に戻ったそうです。韓国のみなさんの団結力、行動力、見習いたいものです。</div>

<img alt="yasuoka_msaf4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/yasuoka_msaf4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">さて、中々難しいテーマで、何を作ろう？と悩んだのですが、招待作家の中で唯一平面作家の私、ここは高望みせず、まず完成させることを目指して波に乗るイルカを作ることにしました。キム先生の助手さんが一人、アシスタントとして手伝ってくれたおかげで、なんとか完成させることが出来ました。キム先生の大学は女子大ですが、大学院からは男子も入学できるそうです。このフェスティバルでは、招待作家の他は一般参加者で人数も自由なので、大勢チームは迫力のある作品も多かったです。


キム先生は審査員なので、ご自身は作品を作っていませんでしたが、久しぶりに会う地元の友人たちととても楽しそうに過ごされていました。また、作家として生まれ育った場所で貢献されていて、あらためて尊敬できる先生だなぁ、と感じました。私もいつかそんな活動ができた...と思った2008年の夏でした。</div>

<div id="profile"><img alt="yasuoka_msaf5.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/yasuoka_msaf5.jpg" width="120" height="120" />
<strong>安岡亜蘭</strong>

アーティスト


和の要素とメカニカルな要素を融合させた、現代的な平面作品を制作する。
多くのコレクターからの熱い支持を誇る人気作家、最近では海外展示のオファーも多い。
C-DEPOTでは第一回から出品している。</div>
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   <title>名古屋剛志の海外レポート -イタリア編-</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.c-depot.org/issue/2008/09/post_3.html" />
   <id>tag:www.c-depot.org,2009:/issue//1.5</id>
   
   <published>2008-09-16T08:16:10Z</published>
   <updated>2009-04-03T10:38:07Z</updated>
   
   <summary> アートの日常化される風景 六月の中旬から七月半ばまでイタリアを研修を終え帰国し...</summary>
   <author>
      <name>NAGOYA Takeshi</name>
      
   </author>
   
      <category term="海外レポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="21" label="イタリア" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="22" label="研修" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.c-depot.org/issue/">
      <![CDATA[<img alt="nagoya_italy1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/nagoya_italy1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt"><strong>アートの日常化される風景</strong>
六月の中旬から七月半ばまでイタリアを研修を終え帰国した。
私の予想ではイタリアの古典的作品に感激し帰国するはずだった。
確かに多くの感動もした。けれど、それはあくまで予想に過ぎなかった。
ここからイタリアにおけるアートに関する日常化につい伝えたいと思う。
私が滞在したのはイタリア、フィレンツェ。屋根のない美術館とも言われる限りなくルネサンスの影響の生き残った街。それはある意味では時間を止めてしまった街のよう。至るところに芸術的な彫刻が立ち並び、マンションでさえ当時の赴きをのこしたまま。しかし、そのままでは話は終わってしまう。現在イタリアにある美術の在り方とはどんなものであろう。それを紐解いてみたい。
滞在中、トスカーナ州ポンテ・デラにいる知り合いを尋ねた。その時に案内された彫刻作家の個展イベントが未だ衝撃として刻まれている。
その展示に圧倒されたのは何故か…。</div>

<img alt="nagoya_italy2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/nagoya_italy2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">その作家, JAVIER MARIN(※1)の彫刻作品の磨き抜かれた力量と展示スケールに圧巻されたのも当然ながら、街全体が一丸となり展示に協力し理解があったこと。展示スペースは街の広場、銀行の前、極め付けは展示のメインスペース、教会。
この教会という神聖な場所がアーティストに対し発表の場を与えているのだ。それは日本ではそうはあり得ないアート信仰と言えるかもしれない。その教会内部では祭壇から礼拝スペースまで照明が落とされた中のスポットライトにより浮かび上がり、より躍動的に映し出される。更には神聖さを帯びながらも、その場には対照的に攻撃的なBGMが鳴り響くといったインスタレーションが繰り広げられる。もはや一つのショーを観覧するようなエンターテイメント性には驚きを隠せなかった。</div>

<img alt="nagoya_italy3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/nagoya_italy3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt"><strong>アートと共に生きる</strong>
アートが暮らしにおける精神的安定を支えている。この国ではそれが当然のカタチとして存在している。あるいくつかのお宅を拝見させてもらった。部屋の壁には至る場所に絵画作品が装飾される。彼等は生活の一部として捉え、生きることを楽しんでいるのである。それはリストランテ(※2)からトラットリア(※3)の壁面に絵画が並び壁画が描かれることも同様である。これは日本におけるミュージックシーン同等のレベルにあるのではないだろうか。当然、日本にそれが全くないワケどはない。ただ、彼等のそれを重要視する度合いはサイズや数にしても比ならないように思う。</div>

<img alt="nagoya_italy4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/nagoya_italy4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">イタリアには世界の美術品の半数以上が存在していると言われているが、その美術に対する浸透力と理解は凄まじい。この他フィレンツェのパラッツォ、ベッキオで見た取り扱い画廊との併設展示にも驚いたが、アルノ川に架かる橋の上で趣味の画を石ころに描いて売りに来ている老人には、プロフェッショナルよりもアートの温もりや貴重さを教えられた気がする。イタリア語もろくに分からない私に熱心に何かを語る姿が今でも記憶に新しい。</div>

<img alt="nagoya_italy5.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/nagoya_italy5.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">「僕は絵描きなんだ」と言ってファイルを見せるとこれはキレイだとかとても良いとか社交辞令もあるのかもしれないが興味を示し、ページをめくってくれた。また自分も彼の楽しく作品を描く様に対して、「これ、いくら？」と彼に言葉を発してしまった。その自然なやりとりの根源には、アートが身近に存在し、アートに対する関心がこの街には溢れているからではないだろうか。</div>

<div id="txt"><strong>帰国後</strong>

今思うことは、イタリアのような有り触れたアートの在り方をこれからの日本にも期待したい。ここ数年、デザイン業界の活性化により美術自体の浸透は以前よりは見られるものの、まだ所謂アートとされる分野の理解や共感は浅い。この体験を機に更なるアートに対する浸透を自分なりのスタンスから導き出していきたいと思う。</div>

 <div id="note">※１　JAVIER MARIN（ハヴェエール　マリーン）　メキシコ人彫刻家
 ※２　リストランテ　レストランのこと
※３　トラットリア　イタリアの気軽に入れる大衆料理店のこと</div>

<div id="profile"><img alt="nagoya_italy6.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/nagoya_italy6.jpg" width="120" height="120" />
<strong>名古屋剛志</strong>

アーティスト


緻密な描写と多彩な表現手法を持ち味に、時に和の精神性を、時に西洋の世界観を、型にはまらない縦横無尽なスタンスで創作に取り組んでいる。
C-DEPOTの創設メンバーのひとり。</div>
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   <title>いつかの夢よりも現実はもっと素晴らしい</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.c-depot.org/issue/2007/09/post_2.html" />
   <id>tag:www.c-depot.org,2009:/issue//1.4</id>
   
   <published>2007-09-05T07:53:21Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:30:37Z</updated>
   
   <summary> ゆったりとたゆたうようなグルーブに乗っかって、この言葉は耳に響いてきます。この...</summary>
   <author>
      <name>MAKUUCHI Masaharu</name>
      
   </author>
   
      <category term="エッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="24" label="エッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.c-depot.org/issue/">
      <![CDATA[<img alt="makuuchi_1.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/makuuchi_1.gif" width="424" height="261" />
<div id="txt">ゆったりとたゆたうようなグルーブに乗っかって、この言葉は耳に響いてきます。このところずっと聴いているQuinka,with a Yawnの久し振りのCD 「micro」の９曲目にに収録されている「tokotoko」のサビで、青木美智子さんの甘い声とそれに寄り添う小貫早智子さんのコーラスとで届けられるこのライン。耳にするたびに「あぁ、そうだようなぁ」と思うのです。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


常に読みかけの本が傍らにあるようにしています。
読む本はかなり節操がなくて、一応は好きな作家もいるのですが、そのとき読んでいる本を読み終えてしまいそうになると、本屋さんで次に読む本を物色したりして、迷いに迷った挙げ句に結局その本屋さんでずいぶん前から平積みにされていて気になってしまっている文庫本を手に取ってしまったり。
で、最近読んで目に付いてた鱗が落ち尽くしちゃった本が、結構話題になったはずの 池谷裕二さんと糸井重里さんの対談を纏めた 「海馬」。
アート（だけではないけれども）がなぜ必要なのか、なんて殊勝なことをたまに考えたりもするわけですが、そのことにこの本の第二章「海馬は増える」の「脳は毎日が面白いかどうかに反応」の辺りが答えてくれていたんです。少なくとも、僕にとっては充分な答えになっていました。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</div>

<img alt="makuuchi_2.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/makuuchi_2.gif" width="212" height="306" />
<div id="txt">こういうところでこんなことを書いてしまうのもどうかと思うのですが、少し前、左手の手のひらのなかの骨を骨折してしまいました。
今の時点ではどの程度骨がくっついているのか分からないのですが、負傷して1週間後に撮ったレントゲン写真では順調に治癒の方向に進んでいる模様。
左手が使えなくなるとこういうふうに不便なんだ、という発見はそれはそれで新鮮で、その不便を克服していくのも案外楽しかったりしています。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


僕にとって「いつかの夢」ってどんなのだったろう、と考えると、結局それは自分「ひとり」で見ていた夢だったのかな、と。
そして「素晴らしい現実」は、アートの面白さに気付いて、美術館巡りからギャラリーへと鑑賞エリアをシフトしていった頃からたくさんの人々と出会い、たくさんの人とのつながりができて、ぱっと振り返るといつの間にかホントにたくさんの人に囲まれていることを実感できていることなのかな、と。
いろいろと紆余曲折を経て今のブログ 「ex-chamber museum」を始めてから1年ちょっと。その間にレビューした展覧会の数はおそらく５００程度はあって、そこにはそれだけのアーティストがいて、ギャラリストやスタッフ、その他にもさまざまな人がいます。そういった方々とのかかわり合いが充実感をもたらしてくれることに、心から感謝しています。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</div>


<img alt="makuuchi_3.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/makuuchi_3.gif" width="573" height="261" />
<div id="txt">この「海馬」のこの部分を読んでいてすご面白かったのが、刺激が多いほうが脳は発達する、ということを理論的、感覚的の両面から納得できるような説明がなされていたところなんです。
いろんな例えや理論を交えながらの池谷さんの説明と、それを僕らの目の高さに置き換えて、イメージしやすい言葉で表現する糸井さんの感嘆とが絡み合って、楽しく説明してくいれています。
そしてその「刺激」をそのまま勝手にアートに置き換えてみて、自分で膝を叩いてしまったわけでして。
さまざまな作品から得るイメージが、他のさまざまな要素記憶であったり、いっしょに並ぶ作品との空間的な関係だったり、その時の感情であったり、そういったものと脳内で複雑に絡み合うことでイマジネーションが活性化するんだろうな、と。
それは確実に心を豊かにするし、豊かになった心が社会を豊かにするのは疑いがない(と言っていいですよね。いいですよね！)ので、だからアートは必要なんだ、と。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</div>

<img alt="makuuchi_4.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/makuuchi_4.gif" width="300" height="301" />
<div id="txt">左手が不自由になって不便になってたことは僕にとって結構な「刺激」だったわけです。
左手の握力がほぼゼロの状態で、だったら左の手や腕のどの部分を使えば能率よく物を持てるか、とか、痛くない角度はどうか、とか。ひとつひとつを無理がない範囲で試しながら克服していくうちに手の具合も良くなってきて。
ずいぶんとポジティブシンキングだな、と自分に若干呆れ気味だったりしますが、まあ、現状をネガティブに捉えて前に進まないでいいような性分ではなく、この程度の怪我で時間を無駄にしちゃうのがもったいなくて。


ちなみに今じゃうっかり「あ、今左手にすごく負荷がかかってる（汗）」といった具合に重たいものを持っちゃったりしてますが、案外大丈夫っぽいです。
怪我して病院で包帯巻いてもらって帰宅してその包帯を取ったときの状況から考えると、人体の仕組みってスゴイと唸らざるを得ないのです。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


この「micro」、他にも素敵な曲が並んでいます。
さわやかなアコギのイントロから導かれるポジティブな1曲目「BLUE FLOWERS」、切ない気持ちが淡々としたリズムの上で紡がれていく「ハルニレ」、女性版キセルといった趣の和み系ナンバー「つぶ」などなど。
思わず口ずさみたくなるやさしいメロディがずらりと揃った1枚です。
そしてもうひとつ、演奏も素晴らしいんです。特にドラムがすごい！


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


・・・とまあ、今回こちらへの記事の依頼をいただきまして、お題はなんでもOK、ということで、こんな感じで仕立ててみましたが、いかがでしょうか。
慣れないことをやってるなぁこの人、と大目に見ていただければ幸いです。</div>

<div id="profile"><img alt="makuuchi_5.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/makuuchi_5.gif" width="120" height="120" />
幕内政治・文
ex-chamber museum主宰。
ギャラリーベースのアートの展覧会のレビューが中心の個人のブログとしては、質はともかく量は世界一かも、と思ってシャレでギネスブックに申請してみようとネットで調べるも、なんだかめんどくさそうだったので一瞬で挫折した。
しかし、それにもめげず、1日1件以上の記事を掲載し続ける日々を送る。</div>

<div id="profile"><img alt="makuuchi_6.gif" src="http://www.c-depot.org/issue/makuuchi_6.gif" width="120" height="120" />
寺嶋悟・イラスト
グラフィックデザイナー
1979年生まれ。福井県出身。大坂デザイナー専門学校グラフィックデザイン科卒業。2001年に共同工房「アトリエ城山」のメンバーに加入（〜2004）。2006年3月よりクリエイティブチーム「ebc」に参加。</div>
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   <title>安岡亜蘭の海外レポート -韓国編-</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.c-depot.org/issue/2007/06/post_1.html" />
   <id>tag:www.c-depot.org,2007:/issue//1.3</id>
   
   <published>2007-06-08T07:23:25Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:24:45Z</updated>
   
   <summary> 2007年4月25日〜5月8日まで、ソウルで開催された、光化門国際アートフェス...</summary>
   <author>
      <name>YASUOKA Aran</name>
      
   </author>
   
      <category term="海外レポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="19" label="アートフェスティバル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="18" label="韓国" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.c-depot.org/issue/">
      <![CDATA[<img alt="giaf_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/giaf_1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">2007年4月25日〜5月8日まで、ソウルで開催された、光化門国際アートフェスティバルに出品するため、展覧会前日から2泊3日で韓国に滞在してきました。
この展覧会はギャラリーガイドという韓国の美術雑誌の出版社が主催で、今年で3年目になります。2年前の第1回目の時も出品させていただきました。画廊として出品している団体もありますが、作家自身で出品される方が多かったように思います。
会場は、明洞地区の世宗文化会館美術館でした。泊まったホテルは会場から徒歩で30分程のところ。周辺は大きな銀行があったり、高層ビル、百貨店など、東京とそう変わらない景色でした。
韓国のタクシー料金は安いので、利用しても良かったのですが、一人だったというのもあり、なるべくことばのトラブルを避けたくて、普段と比べるとだいぶ歩きまわったと思います。着いた日の翌日の展覧会初日は午前中に搬入作業だったので、会場近くのホテルに滞在していた日本人作家の方と待ち合わせをして、会場へ。</div>

<img alt="giaf_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/giaf_2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">会場へ着くと、参加を勧めてくれた韓国人作家の蒋(チャン)さんが笑顔で出迎えてくれました。蒋さんは今年の春まで東京芸大の工芸科に留学していた彫金作家です。蒋さんの旦那様の宋(ソン)さんも画家で芸大の研究員として日本に滞在されていたことがあるそうです。日本語もとても上手で、ほんとに勉強熱心なご夫妻です。今回の展覧会にも、お二人とも出品されていました。
年々出品希望者が多くなっているらしく、一人当たりの展示面積は限られていたのですが、様々な作品が飾られていました。韓国の作家の作品が大半を占めますが、海外からの出品は、アメリカ、カナダ、中国、ポーランド、シリア、などなど…。

一通り展示作業を終え、出品していた日本人作家の方とともに、ご夫妻にお昼をごちそうになりました。正直、辛いものがあまり得意で無い私は、韓国での食事はいつもドキドキなのですが、会場近くのチヂミ屋さんへ連れて行ってもらいました。ホッ。
日本ではニラのチヂミとかが多いように思うんですが、出されたのは魚介が沢山で、牡蠣まで入ってました。海鮮好きだし、辛くないし、ほんとに美味しかったです。</div>

<img alt="giaf_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/giaf_3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">食事の後、画廊街に連れて行ってもらいました。ソウルで画廊、ギャラリーといえば仁寺洞(インサドン)という地区が有名らしいです。会場から徒歩10分位でした。
メインの大きな通りは韓国の工芸品などのお土産屋さんが大半を占め、脇の小道を入るとお茶屋さんや画廊があるという、日本では似たような所が思い浮かばない無いような独特な場所でした。強いて言うなら浅草の仲見世と銀座が混ざったような？？？

実は前日も蒋さんの勧めで、少しこの当たりを歩いてみたんですが、人の多さとお土産屋さんの数に圧倒され、脇に入ったギャラリーは見つけられませんでした。私の感想ではちょっと外れた場所の方が雰囲気がいい展示が多かったような気がします。
画廊では無く、美術館でしたが、savina museum of contemporary art というところは特に楽しめました。私が行った時に開催されていた企画展は、歴史的に有名な絵画を元に色々な作家が作品をつくる、といったもので、現代的な作品が多かったです。色見本に使うカラーチップを貼って、ウォーホールのマリリンモンローを作っている平面作品が印象的でした。</div>

<img alt="giaf_4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/giaf_4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">夕方ごろ会場へ戻り、他の作家の作品を見たり、第1回目の展示で知り合った、韓国の作家さんとのうれしい再会があったり。オープニングでは「私もいいの！？」と思いつつもテープカットをしたりしました。
主催者をはじめ、権威ある方々の挨拶が続いたようでしたが、語学力が無いため内容は理解出来ませんでした。すみません。。

その後は皆さんと一緒に焼き肉へ。韓国では牛の焼き肉はお祝いなど特別な時に食べて、普段友人や家族で、という場合は豚の方が多いそうです。その日も豚の焼き肉をごちそうになりました。鉄板の隅の穴から余分な脂が流れるしくみで、以外とあっさりしていて美味しいです。にんにくやコチュジャンと一緒に野菜で巻いて食べるのが韓国流です。
それにしても韓国の方は皆さんお酒が強くて…。ついていくのに必死でした。笑
翌日はもう帰国だったので、早起きしてまた仁寺洞をぶらぶら。金魚の灯籠を衝動買いしました。出発の為ホテルへ戻ると、忙しい中、蒋さんが見送りに来てくれました。
主に作家さんや美術関係の方としか接しませんでしたが、みなさんほんとに心が温かい方が多かったです。お裾分けしてもらったあったかさと、蒋さんが持たせてくれた生姜茶をおみやげにホクホクして短い旅から帰ってきました。</div>

<div id="profile"><img alt="giaf_5.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/giaf_5.jpg" width="120" height="120" /><strong>安岡亜蘭</strong>

アーティスト


シャープなデザインによる日本画テイストの動物画、メカニカルな要素を大胆に持ち込んだ作品を制作する。ジャンルにとらわれす様々な媒体に活動の幅を広げている。
C-DEPOTではコアメンバーとして重要な役割を担う。</div>]]>
      
   </content>
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<entry>
   <title>C-DEPOTのパトロンを訪問 (vol.01) 株式会社オーケーコーポレーション</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.c-depot.org/issue/2007/04/cdepot_vol01.html" />
   <id>tag:www.c-depot.org,2007:/issue//1.2</id>
   
   <published>2007-04-26T14:08:34Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:31:30Z</updated>
   
   <summary> 養豚場の敷地内、衛生面の管理が徹底されている。彼方に見えるのは榛名山。 今日は...</summary>
   <author>
      <name>KANAMARU Yuji</name>
      
   </author>
   
      <category term="C-DEPOTパトロン訪問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="8" label="オーケーコーポレーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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      <![CDATA[<img alt="ok_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/ok_1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="note">養豚場の敷地内、衛生面の管理が徹底されている。彼方に見えるのは榛名山。</div>

<div id="txt">今日は EXHIBITION C-DEPOT 2004より継続的に協賛していただいている、養豚場のオーケーコーポレーションを訪問する。晴天のこの日、車で群馬の赤城ICを降りたところで株式会社オーケーコーポレーションの社長を務める岡部氏と待ち合わせのアポをとっていた。共通の知人である画商さんを通じて知り合った岡部氏とお目にかかるのは初めて。異業種の方と接する機会はなかなかないので、こんな体験も興味深い。


みなさんは養豚場に対してどのようなイメージをもっているだろうか。もちろん、私が養豚場に訪れるのは初めてのこと。漠然と持っていた養豚場のイメージは、その圧倒的な広さに打ち消された。「え、こんなに広いの？」とまず思った。
農場の広さは10ヘクタール、俗にいう東京ドーム2個分である。車で敷地内を案内していただいたが、まるで一つの町を探索しているような感覚を陥るほど。標高は700mの位置にあり、農場を一望できる丘からは、はるか向こうに榛名山が見える。飼育しているハルナポークという品種名の由来だそうだ。
もう少し農場と飼育している豚について話しを伺った。</div>

<img alt="ok_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/ok_2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="note">肥料や水などを巨大なタンクて貯蔵している。</div>

<div id="txt">ここでは、およそ15000頭もの豚を飼育している、そのうち約1700頭は親豚である。特徴的な飼育方法があるのかを訪ねたところ、「普通ですよ」との返答。ただ一般的にエサにはトウモロコシを使用するのだが、ここではタピオカを多く使用しているそうだ。豚は生まれて半年で精肉されるという、それだけの期間で100kgを越える成長の早さに驚きである。
今回は残念ながら、実物の豚を拝見することができなかった、伝染病に対して非常に気を使っており、普段から一般の見学などはお断りしているそうだ。これだけの数を飼育しているのだから納得である。ここにいる豚が回り回って私たちの食卓にきているのかと思うと不思議な感覚である。</div>

<img alt="ok_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/ok_3.jpg" width="573" height="230" />
<div id="note">10ヘクタールの広大な敷地。(左)、代表取締役　岡部幹夫氏(右)</div>

<div id="txt">美術に関して少し伺った。もともと美術との関わりはコアにあるわけではなく、たまに知人のギャラリーを見たり、展覧会に行ったりする程度だという。ひょんなことがきっかけで、C-DEPOTにご支援いただくことになった。これまでは2004年の赤レンガ、私の個展に足を運んでいただいている。また岡部氏の知人の版画専門ギャラリーをご紹介いただいたり、郵便などでのやりとりは3年以上にも及んでいる。
展覧会に対して継続的にご支援してくださる経営者と出会える機会はそうそうない。若いアーティストを支援することについて、そのお考えを尋ねたところ、「出来る範囲での協力ですよね、飲み会に数回行ったと思えば（笑）」という飾らない自然体な答えが返ってきた。「若いアーティストは別の仕事と両立しながら制作している人が多いと聞き大変だと思います。美術の展覧会も音楽のコンサートのようも気軽に足を運べるようになるといいですよね。」と当活動に対して励ましの言葉をいただくことができた。一日でもはやくそのような環境をつくれるよう、頑張らねば。</div>

<img alt="ok_4.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/ok_4.jpg" width="573" height="230" />
<div id="note">後日送られてきた豚肉。美味。</div>

<div id="txt">岡部氏のように寛容なパトロンのご期待に少しでも応えるべく決意も新たに、また人とのつながりの大切さを改めて感じることができた。今日は短い時間だったが有意義な一日となった。(2007.4.5)</div>]]>
      
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   <title>美術教育って他の国はどうなの？(トルコ編)</title>
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   <id>tag:www.c-depot.org,2007:/issue//1.1</id>
   
   <published>2007-03-31T18:05:19Z</published>
   <updated>2009-04-03T09:34:15Z</updated>
   
   <summary> 現在日本の学校教育では図工の時間が削減され、子供の美術離れも心配されています。...</summary>
   <author>
      <name>KOJIMA Ichiro</name>
      
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   <category term="5" label="トルコ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="4" label="教育" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="3" label="美術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <![CDATA[<img alt="trk_1.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/trk_1.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt">現在日本の学校教育では図工の時間が削減され、子供の美術離れも心配されています。世界の芸術に関する教育は今どうなっているのかを紹介し、また日本と比べることでその状況の輪郭を浮き上がらせようと思います。
今回は、トルコ人で作曲家・アーティストのシナン＝ボケソイに近代化の発展が著しいトルコの現状を聞いてみました。彼はイスタンブールとパリを拠点にして作家活動やコマーシャル音楽などの制作を精力的にこなしています。


<strong>1. まずはじめに、トルコの現在のアートシーンを紹介してもらえますか?</strong>
これは詳細なレポートを必要とするかもしれない難しい質問ですね。コンテンポラリーアートは最近ギャラリーや展覧会などでみられるようになりました。個人的な見方をすれば、ファインアートや造形作品など観客に対してよい提示をできる機会を持っていると思います。作曲家にとってはそれはとてもうらやましいことなんです。
そして特に20世紀における音楽は他の美術教育に比べて、とても支援が少なかったといえます。コンサートが催されることは少なく、またその中できちんとしたものは更に少なかったんです。


<strong>2. 学校で図工や美術の時間はどういったことを学びましたか?</strong>
以前、高校や大学で音楽や体育は必修科目でしたが、図工はその学校次第でほぼ選択科目になっていました。音楽の授業では合唱したり、様々な曲を聴いたりというような基本的なことを学びました。また国家の斉唱をすることもとても一般的なプログラムです。それから楽器の演奏ができる生徒は時々コンサートホールで小さなコンサートをする機会をもらいました。私もたくさん演奏したことをよく憶えていますよ。</div>


<img alt="trk_2.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/trk_2.jpg" width="573" height="230" />
<div id="txt"><strong>3. あなたはピアノを上手に弾くけれども、トルコの人たちは楽器などを習う機会は多いのですか？</strong>
これは小さいときの家族からのサポートによります。両親からの支援によって子供たちはクラシックの勉強などをすることができます。その一方で、いま楽器をなじみ深いものとするために各年代の若者をターゲットとしたワークショップもあります。そして才能ある人はコンセルバトワール(芸術大学)でそれらの勉強を続けることができます。


<strong>4. 日本では美術館やギャラリーは多いにも関わらず、有名なアーティストの展覧会などを除いてあまり人は足を運びません。子供においてはなおさらです。トルコではそういった状況を見受けることはありますか？</strong>
こっちではもっとひどいんですよ!


<strong>5. 最後になりますが、学校での美術の授業とはどういった役割をすると考えていますか？</strong>
教育において、基本的な科目は若い学生に対して確かな成長をするまで受けさせられます。もちろん、それは芸術を科学、歴史、国語や体育から切り離すことはできません。芸術は全ての人にそして、健全な人格形成において必要でしょう。それは学校だけにおいてではなく、家族が子供たちに日々の生活の中で芸術に触れさせてあげ、また支援をしてあげるべきだと思います。</div>

<div id="profile"><img alt="trk_3.jpg" src="http://www.c-depot.org/issue/trk_3.jpg" width="120" height="120" />
<strong>シナン＝ボケソイ　Sinan Bokesoy</strong>

作曲家、サウンドプログラマ


幼少期からピアノと作曲を学ぶ。1997年にイスタンブール工科大学を卒業し、パリ第三大学にて博士号取得。CCMIX(クセナキス作曲研究所)においてSTOCHOSというアルゴリズム作曲環境ソフトウェアを開発し、各方面より賞賛を得る。他、サウンドとビジュアルによるアートプロジェクトや、オペラの制作にも現在取り組んでいる。</div>]]>
      
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