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会場ディレクションを一挙公開!

Posted:C-DEPOT STAFF 2010年8月24日 18:30

EXHIBITION C-DEPOT 2010の主役はもちろん作品ですが、展覧会としてのクオリティを影で支えていたものがあります。それがデザインと展示ディレクションの力です。C-DEPOTではデザインと展示ディレクションは、来場者と作品の橋渡しをするための重要な役割を担っています。本展ではキービジュアルを小島一郎氏(フライヤー・WEBデザインも担当)、サイン計画などの会場ディレクションをebcが担当しました。

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↑敷地内に入る看板には小島氏のデザインしたポスターが貼られました。爽やか青が印象的です。

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↑赤レンガの入口の看板にはドーンとC-DEPOTの看板を設置しました。幅3.6mあります。

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↑夜ライトアップされるとこんな感じ。ムーディー。

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↑館内に入るとここにもポスターが。C-DEPOTがポスターコーナーをジャックしました。

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↑↓空港や駅のように、サインを設置。これでどこで展示しているか、どこでイベントが行われているか一目で分かります。また青のキーカラーによって無意識にC-DEPOTのイベントと認識できるような工夫が施されています。

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↑2階へ向かう階段の踊り場
 
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↑展示会場の2階スペース


そして会場の各作品には...

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↑↓光る、しかも美しく明暗するキャプション!ebc堤氏と真壁友氏のコラボによって生まれた画期的なキャプションです。写真だと分かりにくいですが、作品を邪魔しない程度に光るのです。これぞ、アートとデザインとテクノロジーの融合ですね。

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↑ちなみにキャプションの横に配置されたボードは「制作過程ボード」と称されるもの。こちらも本展では重要な役割がありますので、別の投稿にて触れたいと思います。

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↑こちらは、もうひとつの会場「象の鼻テラス」入口です。

↑入ると一番大きな壁面に巨大なドットの壁画。こちらも青系の色が配色されています。

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↑こちらを手がけたebc茂木さん。 ↑まるで細胞のような不思議なグラフィックですね。

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↑床には、船をかたどった無数のカードが散らばっています。通称「Ship カード」。
持って帰って良いアイテム。子供に大人気!

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↑色々な種類の紙に、色々な種類の箔押し印刷を施しています。制作にあたっては有限会社コスモテックさんにお世話になりました。

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↑紙の種類も沢山。紙は株式会社竹尾さんに協賛していただきました。

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↑各テーブルにはスタンドを設置し、C-DEPOT2010の情報を掲載。


これらの演出によって、来場者が二つの会場を行き来し、その過程でアートな旅を疑似体験してもらうことが、本展における会場ディレクションの大きな使命でした。その狙い通り多くのお客様が楽しんでいただけました!

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