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早川貴泰「CHEMISTRY「Period」 music video」

Posted:C-DEPOT STAFF 2010年8月17日 19:14

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[技法/材料]
ドローイング・アニメーション


[作者コメント]
「Period」は人気デュオCHEMISTRYの28th シングルであり、MBS・TBS系アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」第4期オープニングテーマ。本MVは、「鋼の錬金術師」のオマージュというコンセプトで制作。


[解説]
展示作品の中で唯一のクライアントワークであり、様々な制約の中で作られた映像にもかかわらず、早川氏の持ち味が存分に活かされた力作である。本作で新たな境地を開拓した早川氏が次にどのような展開を見せるのか楽しみでならない。

 

名古屋剛志「Rosa ed azzuro」

Posted:C-DEPOT STAFF 2010年8月17日 19:11

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[技法/材料]
岩絵具・パネル


[作者コメント]
10年も前の他愛もない約束を信じて生きた男と女の恋愛小説があります。その作品を元に描いた作品が過去にありました。その物語の行く末を、新たに加筆し続けることで、彼らの未来への旅を追い続けようと思います。


[解説]
150号の大作。数年前に描かれた大作に加筆を加え、バージョンアップされた作品は現在の名古屋氏にしか描くことができない、時空を超えたエッセンスが込められている。

 

鶴田学「ある日」

Posted:C-DEPOT STAFF 2010年8月17日 19:08

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[技法/材料]
陶土


[作者コメント]
ある日、象に会った。その姿は、ただただじっと立ち尽くしていた。そこには、静かでやさしい時間があった。『悲しみ』が見えた。「空しさ」、「孤独」、「痛み」、「恋しさ」、「会いたい気持ち」、「いつか遠い日の想い」、「叶わぬ願い」・・・が。そんな悲しき眼差しの奥にあるものを探しに行こうと思った。


[解説]
圧倒的なデッサン力と、超絶的な技術力によって生み出された「象」は実物以上のスケール感を放っている。焼き物ならではの土の質感や、あえて残された型取りの後など、細やかな演出が象の哀愁を引き立たせている。

 

田部井 勝「眺望 -横浜赤レンガ倉庫1号館から-」

Posted:C-DEPOT STAFF 2010年8月17日 18:24

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[技法/材料]
ズームレンズ・CCDカメラ・テレビ・フィー


[作者コメント]
望遠鏡で覗くという行為は、世界に対して優位になった気分にさせる。しかし私たちは世界とは優劣なく、ただその中に在る。覗いてやろうと思っていたのにどうってことはない。常にあちら側から眼差しは向けられていたのだ。そう自覚する時、人は世界と出会う。


[解説]
C-DEPOT2010において唯一、横浜赤レンガ倉庫と象の鼻テラスをつなぐ作品。普段はデジタルテクノロジーを駆使した作品に定評のある田部井氏が、アナログ構造によって新たな境地を見いだした参加型作品。

 

滝口浩史「PEEP」

Posted:C-DEPOT STAFF 2010年8月17日 18:14

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[技法/材料]
digital C-print


[作者コメント]
他者を知る、見るということ。人間は社会上で、仕事や地位に就き、またそれぞれの個人の空間や時間を持っている。タイトルの「PeeP」は「覗き見る」という意味である。私たちは他者を知っているようで、知らない。他者を知ることとは、興味を持ってみることである。


[解説]
一人の人間の、「仕事」「プライベート」「好きな時間」をそれぞれ撮った写真作品。そのギャップを比べるだけでも楽しく、時にドキっとさせられる。

 
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