アーティストたちとの非日常な日常につき2 - EXHIBITION C-DEPOT 2010 旅 -voyage-

アーティストたちとの非日常な日常につき2

今どきのアーティストは本当に多才である。

 

ええと、ではまず、言葉の妙の数々から。
Coordinate と言えば、座標のこと。デカルト座標とか極座標とか。
Function と言えば、関数のこと。
CDと言えば。コンパクトディスクじゃないですよ、シクロデキストリン。
それでは art と言えば。私の職場では、技術のことなんである。
元々の言葉の意味では、芸術も技術も同じ範疇に入るわけですね。

 

何の話かと言うと、ebcが担当している、C-DEPOT展示の会場ディレクションに関連するのです。

ことの発端はリーダーのコメント。
「展示場の、○○○については、ずっと前から考えてたことがあって。×××みたいにならないかな、って思ってて。」
えぇぇ、それ、プログラミングいるんじゃないの??

 

ところが後日。
「何だか素敵なものができましたよ」
リーダーが取り出したのは、手のひらに載るくらいの、プリント基板。基板の上には、電源、マイコンと思われる小さい黒い箱、若干広めの銅の配線、そして、ちっちゃいちっちゃい、四角い部品が4つ。このちっちゃいの、抵抗ですか?
「いや、これがLED(発光ダイオード)」
なるほど~。これが白く光るんですね~。

 

まぎれもない、それは電化製品なんかによく入ってるプリント配線板の手作り品。
そう、C-DEPOTメンバーの真壁さんという方の、何だか素敵な作品だったのです。

 

マイコンのプログラミング、回路設計、それに光学の基礎もいりますね。

今どきのアーティストは、本当に多才でびっくりしてしまいます。

 

その作品が○○○を映してゆっくり×××する様はまるで△△△...

 

伏字になっているのは、当日会場でのお楽しみ!ってことです(笑)
何なのかは、会場で探してみてね!

« previous | 旅中継 | next »